いかがお過ごしですか 坪井です
今回は、自由な生き方の勧め、ということについてお伝えしていきたいと思います。
日本においては、働いてる人のおよそ9割ほどが会社に雇われて働いている雇用者です。ですから社会人といえば、一般的には会社員のことを言います。
そのため、高卒であれ大卒であれ、社会人になるということは、この会社員になるということと同じ意味になるのです。よって、それ以外の働き方や生き方を知らなかったり、初めから眼中に無かったりします。
そして、社会の制度もこういったことを前提にできあがっているので、そもそも学校でさえ、労働者になるような教育をしているのという状況なのです。
働く術(すべ)を選択するという認識が乏しいため、労働契約についても理解に及んでいなかったりします。学校を卒業すれば、次は進学か就職かの選択があり、それが就職の場合、そのまま会社に出て働く、という流れの人がほとんどなのではないでしょうか。
大多数の人が、働くということは会社に雇われること、と当然のように思っているようですが、こうした状況は、高度に発展した資本主義のなせるものであり、歴史的にみて決して当たり前の話ではないのです。
日本では、元々その多くの人が自分で仕事を起こしている、いわゆる事業者であり、雇われて働いている人はほんの一部でした。こういった状況が明治期以降、日本の近代化によって少しずつ雇われて働く人が増えてゆき、この形勢が反転していったようです。
今現在、私たちが当たり前のようにとらえている雇用者が大多数という働き方自体、実は今からほんの数十年ほど前に整ったものなのです。
ですから、歴史的な経緯からとらえてみると、これはかなり異常なことということができるのです。
雇われて働くことを否定しているのではありませんが、この働き方が合う人ばかりでないのもまた事実です。
労働しないと生きていけないから、しょうがなく仕事をしているという人は意外なほど多いのではないでしょうか。実際には、労働しないといけないけど、その中でも自分に合うと思った、ましな仕事を選んでいる、というのが本音なのだと思うのです。
現代社会では、会社や仕事に適応できなくて心を病んでしまう人も少なくありません。鬱になったり自死に追いこまれたり不幸になっている人も多くいるようです。そこまでいかない人でも、無理をしながらごまかしごまかし仕事をこなしている人も意外なほど多いのかもしれません。
それではなぜ、そうした状況から抜け出したりできないかというと、こういったこと以外の仕事や稼ぎ方を知らないからなんです。あるいは、知識として知っていても、危ないとか怪しいとか、特別な能力を持った人じゃないと稼ぐなんて無理だから、などと思っているからです。
コーチングの資格を持った人でさえ、会社員であったり、別に本業を持っていたりして、コーチを副業としているのことが多いです。こういったケースも、シンプルにコーチングでの稼ぎ方を知らないから、ということになると思います。
⭐︎ビジネスの意識を上げていく
当然ですが、雇われる生き方は、給料をもらって生活するということになります。大多数の人が、給料を会社からもらって生計を立てることが前提となって生涯を過ごしていきます。
月給や時給などで、ある拘束時間を働くことにより、その分の対価(資本論では対等な価値の交換ではないことも証明さてれていますが)をもらう収入のあり方です。
そして、この形態が当然のことになっているので、お金を稼ぎたいと、より時給の高いところや、より高く雇ってくれるところに行こうと考えるようになります。さらに収入を増やしたければ、残業したり、掛け持ちでアルバイトを増やしたりするダブルワークなどをしたりもするでしょう。
日本では、大多数の人が、子供の頃から給料をもらうことを前提に育てられており、その方法以外の稼ぎ方は考えることさえしないのです。あなたもご存知のように、真面目に勉強をして、良い会社に入社して、そこで良い額のお給料を頂く。こういったことが暗黙の了解的な、一つの理想の目標になっていたりしますよね。
勉強してきた人も、そうでなかった人でも、何かしらに雇われてお金をもらうということを考えているわけです。その結果、自分で稼ごうという考え方そのものが無くなってしまうのです。仮に稼ぎたいと思ったとしても、それ以外のことでは無理だと思ってしまうのです。
しかし、労働以外でもお金を得る方法はあるのです。
それが、ビジネスで稼いで生活をするという方法です。自分で商品を作って、それをお客様に売ることで利益を頂くということです。
そのためにはまず、給料でお金をもらうのではなく、ビジネスでお金をもらうという発想になることが大切です。
今現在も、稼ぐことのできていないコーチの方は多いとお見受けします。なぜかと言えば、”ビジネスで稼ぐ”という意識があまり無いからです。コーチングビジネスは今に至っても資本主義化をしていないので、雇われて働くということはほとんどありません。
基本的には事業者として稼ぐスタイルなのです。
もし、コーチを給料制で雇うとしたら、多くのコーチがそこで働きたいと思って集まるはずです。でもこの時、たとえ金額で好条件であったとしても、コーチングという労働でお金をもらえて良かったと思えるかどうかです。
自分で稼ぐことのできる人は、労働でお金をもらえて良かったと思うことはありません。労働者を雇うということは、それ以上に利益を出しているということになるからです。そもそもビジネスがマズくて赤字の場合は話は別ですが、労働者を搾取することで会社の経営が成り立っています。
ですから、同じコーチをやるのであっても、自分で稼げる人ならば、自分でビジネスをしてしまうのではないでしょうか。
⭐︎コーチングで稼ぐ条件とは
ビジネスの意識が低いということは、残念ながら、本音の部分で自分では稼げないと思っている、ということになります。
あなたは、コーチングの仕事で、時給3000円をもらえるとしたら喜んでやるでしょうか？
おそらく一般的には、時給3000円であればコーチとして雇われてコーチングしてみたい、と思う人はたくさんいると思います。
なぜなら、給料でお金をもらうという設定が最初からされているからです。
給料ベースで考えることが習い性である方も多いため、1回のセッションが3000円や5000円のコーチの方もいると思います。でもこれでは、生活費を稼ぐのに相当苦労すると思います。
大抵の人は、雇われての労働を基に考えてしまいますので、ある程度たくさん働いたか、そのレベルよりも少し良いお金をもらえるということを想定しています。
ところが、コーチングビジネスでは、単価を低くして稼ぐことは、かなり難易度が高いことになります。
例えば、月50万円を稼ぎたいのであれば、1回5000円の場合、100回のセッションをする必要があります。これは単純に経費などの費用が大きくなることを意味しています。
そして、コーチングのコースに付帯サービス、例えば、サポートなどもあるのであれば、クライアント一人ひとりにかける時間の総量も、コーチ1人ではこなしきれないほどのものになるのではないでしょうか。
正味な話、ビジネスとして考えて、100人を続けざまに集客すること自体がかなり厳しいと思われますので、最初からこの設定でいくのは無理なことだと分かると思います。
でも、なぜこのような発想になってしまうかというと、それは労働者としての認識のままビジネスを捉えてしまっているからなのです。
コーチングをビジネスとしておこなっていくのは、自分で集客することが大前提になります。そして、自分の生活費以上を稼ぐということなんです。
ですから、コーチングの1回の単価は5万円以上にしておかないとビジネスとしては成り立たないということになります。それ以下の単価で実施している方は、ほぼ稼ぐことはできていないことは明らかです。
単価を5万円以上にすれば、例えば月に30万円を稼ぎたいのであれば、その月に6回セッションすればいいのです。
そしてそれ以外の時間は、それこそクライアントのサポートや、マーケティングに使えばいいのです。ですが、今度は時間が相当余ることに気づくと思います。
でも、この状態になって初めて、時間とお金の両立が可能になるのであり、本来のビジネスの姿を成立させることができるようになるわけです。
労働者は、その特有の感覚として、時間が一定以上必要だ、という認識があります。これにより、どうしても時間とお金を両立させることができないのです。お金を増やそうとすると、その代わりに時間がどんどん無くなっていきます。
とりわけ、時間を増やそうとするとお金の面では半分とか1/4とかになったりします。
ある意味、これが当たり前の世界にいるわけなのですが、こういったこと以外の世界、つまりビジネスで稼ぐ方法もある、ということもぜひ認識しておいてほしいと思うのです。
しかし、現状のコンフォートゾーンにより、会社員でお給料をもらう以外の世界があまり想像できないようだったり、「自分なんかに稼げるわけないよ」と思ってしまったり、そもそも恐怖心や不安で動けなかったりすることもあるでしょう。
でも、ビジネスの正しくしっかりとしたマインドセットとその方法を身に付けることで、雇われる以外のやり方で、お金を稼ぐということがスタンダードになります。
コーチの方でも、稼ぐことができないので会社員を続けていたり、副業から脱することができない人も多いです。そうした方にもビジネスを身につけて頂き、時間とお金を両立できる稼ぎ方をして頂きたいと思っています。
コーチとしてビジネスを成功させるために必要なマインドセット、マーケティングやビジネスの構築の仕方など、私のメール講座でも詳しくお伝えしていますので、ぜひご登録ください。
あなたの夢の実現を心より応援いたしております。
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