現状の価格を維持してしまうマインド

こんにちは 坪井です

今回は、現状の価格設定を維持してしまうマインドについてお伝えしていきたい思います。

あなたが、もしコーチングで稼ぎたいのであれば、単価を高くする必要があります。
というのも、コーチングは、スーパーにように、開いていれば自然に人が入ってくるものではないからです。

また、セッションできる人数も限られていますので、年に30人もクライアントが来れば限界になります。

ですから、単価を高くしない以上、ある程度まとまった金額を稼ぐことはできないのです。

単価を上げることに躊躇してしまうコーチの方も多いようです。
でもそれは、ブロックとして稼ぐマインドを停滞させるように働くため、外していかなければなりません。

そのブロックを外すには、価値と値段について理解する必要があります。

⭐︎値段=価値とは限りません

セッション単価を上げることに抵抗がある方は、この価値と値段についてご理解頂ければと思います。

あなたは、商品を購入する際、何を基準にされていますでしょうか。
この時、値段が高いとか、安いなどを考えてはいませんか?

でも、値段と価値は別のものなんです。
値段は売る側がつけたものにすぎません。

ある商品が100円の値札を付けていても、いらない人にとってはタダでもいらないかもしれませんし、逆に1000円出しても欲しい物かもしれないですね。

このように、人によって何が必要かは、それぞれ違います。
価値で考えられる人は、価値をどんどん受け取れることが出来ますが、値段でしか考えられない人は、価値がわからなくなっていくのです。

百均で安いから買っておこうと、要らない物まで買ってしまうことで、家の中の物がますます増えてしまい、気がつけば、部屋が物であふれかえっているなんてことはよく聞く話ですよね。

お金の無い人の家が物でいっぱいなのは、こういった買い方をすることが原因の一つではないかと思います。

値段を見て、「これは高いな…」と思って買わないでいると、欲しいものが手に入らなくなります。

しかし、価値で考えられる人は、ただ安いだけでは買いませんし、高いものであっても必要なら買ってしまうでしょう。

そしてこれは、自分自身が物を売るときのマインドにも影響していきます。

価値で判断しない人は、なるべくなら安い方がいいと考え、自分の商品でさえ安くしてしまいます。
高く提供することに罪悪感を覚えるからです。

このため、なるべく低価格にしたり、ボランティアで奉仕しようとします。その方が、人に貢献できると思ってしまうんですね。

価値で判断できる人は、値段を高くしたとしても、それに見合った価値を感じてくれるお客さんが来てくれる、とわかります。要するに、お客さんがどれだけ価値を感じてくれるかが重要なのです。

これを、「多くのお客さんが安い方がいいに違いない」と思い値段で考える人は、このことに気がつきません。

あなたは、価値で考えますでしょうか?
それとも値段で考えますでしょうか?

常日頃、自分にとっての価値で考えていれば、値段のブロックは外れていきます。

そして、自分が何が欲しいのかも分かるようになります。 
コーチとして、この感覚はとても大切です。

人が何を欲しているのか、クライアントの願望が何であるのかに敏感になって頂ければと思います。
そのためにも、値段ではなく、価値で判断するようにしていきましょう。

⭐︎ビジネスによって社会貢献をしていく

「値段安い方が喜ばれる」「ボランティアで社会貢献をする」という思考は、値段を上げる行為に罪悪感を感じさせ、何か悪いことをしている、という気持ちになります。これは、コーチにとっても同じように感じていることです。

社会貢献というのは、なにも安い値段でやらなければいけない、とか、無料でやらなければいけない、ということではありません。社会貢献しているか否かは、値段で決まるものではなく、価値で決まるからです。

たとえ無料であっても、そこに価値が認められなければ、貢献していないことになり、逆に言えば、有料でも、そこに価値があれば貢献していることになるのです。

コーチングビジネスも同じで、高い値段で高い価値を提供すれば、その分社会貢献になるわけです。

しかし、コーチングですら安く提供した方が良いと思っている人は、価値ではなく値段で考えていることになります。 ですから、なるべく安くやることや、無料でやることが素晴らしいとか、望ましいと思っているのです。

もし儲けることができれば、そのお金を使うことで、社会貢献することができます。

欲しいと思っていたものを買ったり、優秀な人材に仕事を頼んだりすれば、その人たちが生活したり、さらに良いサービスができるようにもなります。

自分の持っているお金、という目先の範囲しか見えていないと、お金が減ったり、払った先に移動したことろまでの認識で終わってしまいます。

でも、払ったお金を受け取った人が、さらに他でお金を使っていることにまで認識を広げてみれば、そのお金は循環していることに気づくのではないかと思います。

そうやってお金を回していくことで、多くの人の生活を支えることができます。これはお金を稼がないとできないことです。

単価を上げることに抵抗がある方は、このことを理解して頂ければと思います。
自分が単価を上げて、高い価値を提供し、それで稼いだお金を使って良い物を買っていけば、それ自体が社会貢献になるわけです。

⭐︎価値は人によって変わります

また、価値は、固定したものではありません。
これは覚えておいて頂ければと思います。

たとえば、あなたがコーチングでセッションする価値は、人によってその捉え方がまったく違うでしょう。

あなたのセッションが必要のない人には、お金をあげても来ることはないでしょうし、逆に、5千円なら受ける人、さらには、5万円以上でも受けたいと思う人がいます。

このように、価値は決まっているわけではありません。
人によってその認識が変わるということなのです。

あなたが同じようなことをしているつもりでいても、実はそれを認識する人によって、違って見えているのです。

そして、人によって、受け取る価値の量も変わります。
たとえば、無料であれば受ける、という人は「やった得した!」と思うのかもしれませんが、それでは、ほとんど価値は受け取れません。

その結果、たとえ有益な情報を受けったとしても、その真の価値に気づくことができず、その人自身の価値ある行動に繋がらないため、価値のある情報であったものも、宝の持ち腐れで終わってしまうのです。

あなたも、セッションを無料や格安でやると、少しの価値しか受け取るこのとのできない人ばかりを相手にすることになります。

あなたは、同じ時間、同じことをして、ほとんど価値を受け取れない人と、お金を払ってでも大きな価値を受け取ろうとする人、このどちらを相手にしたいでしょうか?

答えは聞くまでもないでしょう。

お金を払ってでも本気で来る人を相手にした方がいいとおもわれたと思うのです。
こちらの方が、クライアントも自分も豊かになることができます。

コーチは、クライアントがいて初めてコーチになることができます。
コーチングの成果は、クライアントにもかかっているのです。

そういうことだと分かれば、本気のクライアントを相手にした方が、大きな価値を生み出す結果につながります。

あなたが、無料で100万円のことをしたとしても、受け取ってくれないかもしれません。
しかし、100万円にしたら、1000万円分を受け取りに来る人はいるのです。

逆に、高い価値を受け取りたいと思っている人にとっては、1回3000円や5000円のものは、申し訳なくて受け取ってもらえないかもしれませんし、そもそもそれではあなたの存在自体、認識されないかもしれません。

以上のようなことから、本気の人が思いっきりその価値を受け取れるように、価格設定は高くした方がいいのです。

もし、あなたもコーチングで稼ぎたいのであれば、価格を上げることに対するブロックは外しておいてください。

これが、あなたもクライアントもどちらも豊かになっていくことになるのです。

あなたの夢の実現を心より応援いたしております。

最後までお読み頂きありがとうございました。

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