こんにちは 坪井です
今回は、無いことに目を向けるとどうなるか、についてお伝えしていきたいと思います。
実は、私の言いたいことは、このタイトルとは逆になりますが、今回の内容を知って頂くことにより、普通に生活していると簡単に陥ってしまう思考を浮き彫りにすることが出来ると思い、あえて使ってみました。
⭐︎何についても言えることです
これをお読みのあなたは、たった今でも、「どうすればビジネスで上手くいくのか?」「どのようにすれば稼ぐことが出来るのか?」などの思いに駆られているかもしれません。
もうコーチングに関するブログは何記事も投稿しているのに、いまだに見込み客となるような人からの問い合わせすら無い。
こんな状況の中で、こういう思いになってはいないでしょうか。
“コーチングの勉強にはさらに熱が入っているし、もうクライアントが来てもいつでも大丈夫なのに…“
“ビジネスの勉強だってずいぶんしているのだから、そろそろほんとにコーチングでやっていきたいんだけど、ちょっとキビしいかな…“
“やっぱ私には、プロのコーチなんて向いてないのかな…“
こんな感じです。
会社やアルバイトなどから完全に独立したプロのコーチを目指しているあなたであれば、こういった思いに、さらに強く気持ちを掻き立てられているのではないかと思うのです。
しかし、そんな状態のあなたであったとしても、私ならこう言うと思います。
「あなたは、なぜ無い方向にばかり目を向けるのですか?」と。
今書いた、3つの気持ちには、結局最後に「なんで私にはクライアントが来ないんだろ」という言葉が暗につぶやかれているのです。
率直に書きますが、これは、あなたが「私にはクライアントがいない」ということに気持ちを奪われているから起きていることなんです。
あなたもご存知の「RAS」を、あなたは思いっきり<クライアントの来ない状況>に対して使ってしまっています。
RASは、いつ何時、どんな状態状況であろうとも、人間に備わっている機能として働いています。
この働きは、これには働いて、あれには働かない、というふうに使い方を制限することは出来ません。
いや、正確に言えば、この働きを野放図に、脳の気ままに任せていてしまっては、その働きは制御しにくい、ということなのです。
これはとくに目標やゴールなどを意識していない人にとっては、毎日普通に起こっている現象でもあります。
⭐︎それはどこにでもあるんですよ👍🏻
ですから、ここで私はあなたに改めて伝えたいんです。
あなたがコーチであるなら、このことを思い出してほしいんです。
「自分ならできる。コーチとして。必ず。」
「私なら救える。コーチとして自分を必要としている人を。」
このことを、再三再四、今のあなた自身に言い続けて下さい。
そうです、これはセルフトークでしたね。
いかがですか? こう呟くことで、あなたの心に少なからず、動かし難い今の状況を、あと少しでも進むための気持ちが湧いてはきませんでしたでしょうか?
そうです、それがエフィカシーでしたね。
そうすれば、あなたのコンフォートゾーンはすでにあなたのゴールのレベルにまで上がっているのでした。
あなたは、すでに学ぶ必要のあることは学んでいるのです。
それでもあなたはこう言うかもしれません「いや、そんな気休めなどいりません」「まだまだ学ばなければ」「そんなんじゃクライアントなんか来るはずない」
でもそれは、今のあなたのコンフォートゾーンから口をついて出てきている言葉に過ぎません。
そんなあなたにであれば、私はさらに言葉を付け加えます。
「それでもあなたはプロのコーチとしてやっていくことが出来ます」と。
私のこの言葉は、あなたをコーチングするための私の言葉ではありますが、もしあなたが、べつにコーチでなくても、仮にミュージシャンや弁護士、教師やプロレスラーをゴールにしているのであっても、同じことを言います。
なぜなら、このように伝えることによって、あなたが向ける目(意識を)をゴールに集中させることが出来るからです。
これは、はじめの方に書いた、RASを“クライアントが来ない状況“に向けていることとは真逆の方向に使っていることはもうお分かり頂けると思います。
抽象度という言葉がありますが、あなたが、あまりに自分のコーチとしての資質を厳しく問いただすのであれば、あなたの物を見る目が、どんどん不可能へと追いやられ、低い抽象度での「出来るか出来ないか」の二者択一を自分に問い続けることになり、「不可能ではないか」の方向性を自分で示唆している以上、その現実を見ていくことになるのです。
そして思い出して下さい。
この現象は、何についても言えることで、どこにでもあることだとするならば、あなたは、「プロのコーチとして人を助け、しっかりと稼ぐことが出来る」ことも、不可能を見ることと同じくらい、可能なこととして起こりうるということを。
あなたの中で、「不可能なことはない」ということを常にセルフトークしていて下さい。
あなたには、常にゴールとして「有ること」だけに目を向け続けていってほしいと思っています。
あなたの夢の実現を心から応援しています。
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