コーチに必要な能力を短時間で身につける

こんにちは 坪井です。

今回は、コーチとして必要な技術を短時間で身につけるためのお話をしていきたいと思います。

今すでに、コーチとして活動されている方や、まだまだ駆け出しであると自覚されている方であっても参考にして頂ける内容になりますので、是非ご自身の行動の指針にして頂ければと思います。

☆まずはクライアントをとっていきましょう

コーチングの能力を上げる最も良い方法は、実際にクライアントを相手にすることです。

特に、すでにコーンチングの知識を書籍や講座などで勉強されている方は、すぐにでも始めて下さい。

まだ知識的に自信がない、という方でも、実際にコーチングをやりながら勉強していくという考え方があることを知って下さい。そしてやはりその状態でも、実際にクライアントをとってコーチングしていくことを目指して下さい。

座学でコーチングを学ぶことはいつでも出来ますが、クライアントと対面してコーチングをおこなうことは、学びに比べれば貴重な体験になりますし、実際にやってみたときに、初めて、何を学ぶべきかを見つけることが出来るものだからです。

☆実際にコーチングを始めてしまったほうがいいのはなぜか?

それは、実際にクライアントをとりコーチングをすれば、嫌でもコーチとしての能力が上がっていくからです。

つまり、コーチとしての力は実際のコーチングを通してしか身に付かないからということになります。

座学や講座にどんなに一生懸命取り組んでも、実際のコーチングにはまた別の感覚が流れています。

これは実際に体感していかないと分からないものです。

あなたも、水泳の畳水練はご存知かと思います。

水泳の練習をしたいけれど、家の中でイメージ上の水泳練習しかできない時、その練習は、実際に水の中を泳ぐものとはまったく違うものとなり、現実に泳ぐ時には使い物にならない、というものです。

水泳の練習は、実際にプールや海につかり、その状態で手や脚の動かし方、息継ぎの方法などを学んでいって初めて使えるものとなるわけです。

座学や講座でコーチングを‘学んだだけ’でコーチングが出来る、と思うことも畳水練と似ています。

もちろん、何も勉強していないよりは全然良いですが、これをもってして実際のコーチングもスムーズにできるとはならないということです。

ですから、自分はまだコーチの駆け出しだから、といって実際のクライアントをとるのはまだ早いと思わず、可能な限り本物のクライアントを相手にコーチングをしていってほしいと思います。

☆無料から有料へ

最初は無料で始めてもいいと思います。
友達を相手にしてもいいですし、家族を相手にやってみてもいいのではないでしょうか。

やってみると分かると思いますが、クライアントがいるのといないのとでは、コーチングする感覚がまったく違います。

たとえクライアントが友達であっても、その人の具体的な問題を知って、コーチとして取り組む以上、「なぜそうなのか?」という意識を持つことになり、クライアントを良い状態にするにはどうしたらいいか、に必死にならざるを得なくなります。

この状態が、コーチの能力をとても短い期間に上げていくことになるのです。

そして、こういったクライアントを数人とったら(2~3人というところでしょうか)、次からはお金を取ってやってみて下さい。

有料にすることにより、コーチングに対する姿勢が変わります。真剣味が増すことにより、コーチ自身の能力がさらに成長するのです。

こう言っては何ですが、無料は無料です。
無料のクライアントは、言ってしまえばそこまで真剣ではない、ということです。

もちろんそうであっても、コーチとしては真剣に取り組むべきですが、これを有料にすれば、そのレベルはイヤでも上げざるを得なくなるのです。

お金を払ってでもコーチングを受けたい人は、真剣味や悩みの深さが違います。

コーチとしてもここからが本当の力を発揮するということになるのです。

☆高額のコーチングをやってみる

そして、ここまできたら、有料の価格をグッと上げてみましょう。

高額のコーチングコースを作ってみるのです。

ここで高額とは、数千円から数万円ということではありません。

最低でも30万円から始めます。
100万円でもいいです。

120万〜160万円というのもいいと思いますし、それ以上でももちろん構いません。

正直これにはいくら位という基準は無いというところです。

ですが、料金を上げる意味は、クライアントとコーチ両方にあります。

まず、クライアントは、単純に料金が上がればお気楽にくることが出来なくなります。

今までは無料でコーチングを受けられたからこそ、自分の成長を知れる範囲で安心して来ることができたかもしれません。

でもこれが、30万円とか50万円、100万円の料金となればどうでしょうか? 

こういった人はいの一番に去ってしまうでしょう。

そうです、本気の人しか来れなくなるのです。

真剣に自分の人生を見つめ、自分の目標を本気で実現したいという思いをもった人しか来れなくなるのです。

一方で、コーチ自身の本気度も改めて認識せざるを得なくなります。

クライアントは高額を払いコーチである自分のもとに来るわけです。

クラアントが求めているクライアント自身の変貌を遂げている姿を、いかに実現させてあげることが出来るか、に真正面から取り組むことになります。

コーチは、クライアントに常に限界を超えていくことを提言しますが、これはコーチ自身にも同じことが言えるのです。

その限界の基準の一つが、コーチにとっても高額である料金ということになるのです。

そしてこういう状態に至ることで、さらにコーチとして相応しい能力を鍛錬することになります。

そしてこの時、料金が100万円だからといって、「それじゃ、やはり勉強しておかなければ」とはしないで下さい。

勉強やスキルは、壁に当たった時にして下さい。

実際にコーチングを始めてみるまでは何が必要で、何が問題なのかが分からないからです。

先に勉強をして、それを補おうとしても徒労に終わってしまいます。

勉強したことが、必ずしもクライアントの問題にヒットするか分からず、的外れになってしまうことの方が多いからです。

そうではなく、自分で仮説をたて、その時、「このスキルや知識があればいける」と思ったら、最短でそれを身に付け対応していきます。

☆限界を突破して最速で成長する

今回は、短期間でコーチとしての能力を上げていく方法についてお伝えしてきました。

大切なことは、自分の能力の限界を超えたところで実践しながら覚えていくことです。

そのために臆せずクライアントをとり続け、それに伴い料金も上げていって下さい。

そうすることで、いまの自分には到底不可能なことでも、驚くほど短期間で出来るようになります。

いつでもあなたの夢の実現を応援しています。

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