やってみてから考えることもできます

こんにちは 坪井です

今回は、新しいことや、やったことのないことに取り組もうとする時、まず最初にじっくり考え込んでしまう、悩んでしまう、という方にお伝えしたい内容になります。

新しいことをする時に、悩んでしまう人は結構多いです。
でも、これを“成長する“ という観点でみた場合、素直にやってみてしまったほうが早く伸びていくことになります。

⭐︎手をつける前に考え込んでもしょうがない

新しいことや、今までやったことのないことをしようと思った時、悩んだところであまり意味がないのは、そもそもそれを経験したことがないからです。

経験していないのですから、いくら悩んでもその内容はわかるはずがありません。
ネットや人に聞いて調べることもできるのですが、それも他人の意見になります。

結局、自分でやってみないことには、自分にとっていいかどうかは分からないのです。
人ひとりの思考や行動には、どうしても限界があり、その内容を完璧にすることはできません。

ですから、どんなに考えても悩んでしまいますし、決めることが出来なくなります。

ビジネスに於いても、準備が出来てからやろう、とか、まずは勉強してから、という人もいますが、いくら学んでみて準備をしてみても、それで‘正しい知りたいこと‘を得られるわけではないのです。

もっと言えば、本当の意味で、準備や勉強をすることもできないのです。
どれも、しっかりとデータを集めているわけではないことがほとんどだと思います。

現実には、ただ悩んでいるだけであったり、最初の一歩が踏み出せないだけだったりなんです。

これから準備をしてタイミングをみていきながら「いつかはやってみよう」と思っていても、変化の大きい現代社会が、いつも同じような状態であるとは限りません。

いろいろなものを比べて、そのどれがいいのか最適なものを選ぼう、と思ったところで、そういったものがいつまで手に入るかも分かりません。

悩んだり考え込んだりしている時間があるのであれば、その間に出来てしまうことも多いです。
単純に時間が無駄になってしまうことが多いので、悩まない、考え込まないで、とりあえず少しでもいいので、やってしまう方が効率が良くなります。

⭐︎やれば基準ができます

やる前に悩むのではなく、やってから悩む。
この方が成長が早くなります。

実際やってみると、これは良かったとか、これはダメだった、ということがわかります。
もちろん、取り返しがつかないようなことをしてしまう、ことだってあるかもしれません。

でも、そうであったとしても、悩み続けて駄目になってしまうくらいなら、やってみた方が良いのです。悩み続ける時間だって取り返すことはできないのですから。

筋トレでジムに行くかどうかを迷っている時、とりあえずでもジムに行ってしまえばいろいろなことが分かり、それだけで一つの基準を得ることができます。

それぞれのジム同士をいろいろ調べて比べることも出来るとおもいますが、自分が良さそうと判断し実際に入会してみれば、やはり満足する部分とそうでない部分などが目についてくるでしょう。

そうすると、他のジムの良い部分と悪い部分も、ハッキリとわかるようになるのです。
その上で、そこが良ければそのまま続ければいいですし、やはり他のジムの方が良いと判断できたのであれば、そちらに行ってみればいいのです。

経験のないことは、判断基準がありませんので、その状態で悩んでも結論を出すことができません。やったことがある人であれば、その経験があるのでわかります。

このように、一度でもやってみることで判断基準ができて、頭の中の整理がつくようになります。そうすれば、新しい情報も入ってくるのです。

もちろん、やめておいた方がよかったということもあるでしょう。
でも、そうであっても、他の選択肢の良さをより明確にすることができるわけです。

⭐︎Invent on the way

ビジネスでも、‘ただ今準備中です‘とか、‘準備が整い次第始めます‘とやっている人がいます。
でも、こうするより、とりあえずでもスタートして試してみることがとても大切です。

セミナーをするのであっても、やろうかやるまいか、を思案しているより、先に会議室を予約して募集を始めてしまいます。

そうすれば、案外、人が来るかもしれませんし、やっぱりまったく来ないかもしれません(苦笑)
でもいずれにせよ、こうやってやってみることで何らかの「フィードバック」は得られたのです。

失敗をしたくない、というのはごく自然な気持ちですが、成功にしろ失敗にしろ、フィードバックが得られので、ここに本当の意味での失敗はない、ということです。

セミナーが0人だったら、募集の仕方や、時期、普段のメルマガなどが良くなかったのかもしれません。これは、結果が出てみて、基準が生まれることで初めてわかることなんです。

やったみようと思っても、怖いという気持ちもあるかと思います。
それは、確実に上手くいくやり方が現時点ではわからないからなので、失敗するかもしれないという気持ちがあるからです。

ですが、この感覚があると、中々成長できません。
これは、お伝えしてきた通り、やり方が全部わかるまで待っていても、わかることはないし、タイミングも逃してしまうからです。

Invent on the way という考え方があります。
これは、やり方はその都度発明していけばいい、という考え方です。
先にやる、と決めてから考えることが重要である、ということです。

そうすると、脳はクリエイティブになって、なんとか目標を達成する方法を考え始めます。
そして、自分では考えの及ばないような解決方法を、文字通り“発明“することができてしまうのです。

お金が無いからビジネスができない、と言っている人でも、いきなり借金を抱えたら、今まで考えつかなかった方向でお金を作る方法を思いついたり、気がつくようになります。

決めること、やってみることで、判断基準が生まれ、悩んでいた時には乱雑になっていた情報が、キチンと整理できるようになります。

本当は、「決めない」からやり方が分からない、出てこない、という順序になっているということなんです。

ここは自分を信じきる、ことが必須になります。

では、どうしたら自信を高められるのか、というと、それはとてもシンプルで、思いきってそういう経験をしてみることが一番です。

まずは、どういうことでも構わないので、先に決めてみることをしてみて下さい。
そして、決めたら、それを絶対にやりきると覚悟するのです。

その結果は、そうしていくあなた自身の体験ではっきりと体感していただくことができると思います。

小さなことで構いませんので、Invent on the way を試してみて下さい。そうすれば、自分にもそういう力があるんだ、という自信をきっと持つことができるはずです

あなたの夢の実現を心から応援しています

最後までお読みいただきありがとうございました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました