なぜお金を払って頂けないのか?

こんにちは 坪井です
今回は、なぜお金を払って頂けないのか、についてお伝えしていきたいと思います。

コーチングをしているにもかかわらず、クライアントさんからお金を払ってもらえないコーチの方がいます。

なぜだか分かりますか?

クライアントがお金を出し渋るから。  ではなく、実は自分がお金を払いたくないと思っているからなんです。

自分自身が、お金に困っていたり、お金を貯めることにこだわっていたり、つまりお金に執着していると、お金を減らしたくないと思っている状態になっています。

単純に、お金を払うことにためらいを感じ嫌になるのです。
そのために、クライアントであるお客様の気持ちを’察する‘ かたちで、「この人(お客様)もきっとお金を出したくないはずだ」と思うようになり、お金をもらわない方向に促してしまいます。

その結果、商品の価格を伝えなかったり、わざわざ自分の商品を「やはり高いですよね」と言ってしまったりと、無意識に断られようとするのです。

同じように、価格を安くしてしまうのも、自分自身がお金を払いたくないと思っているので、お金を払う額が少なければ相手にとっても良いことであると考えているからです。

しかし相手は、もしかしたらお金以外のことを考えているかもしれません。
投影というかたちで、自分がお金を払いたくないことを、相手に重ねてしまっているわけです。

こういったお金のマインドの間違いが、実は稼げない多くのコーチの方にみられます。

⭐︎お金の執着を手放す

お金への執着心が強ければ、お金が入ってくるようにはなりません。
お金の執着が強いと、払いたくないし、減らしたくないと考えます。

お金のなくなることに恐怖があるので、自分のもとに置いておこうとします。
しかし、こうすることでお金のない状態を現実化してしまうのです。

お金がなくなってしまう恐怖から逃げたいと思うのですが、無意識ではお金が無いのがコンフォートゾーンだと判断するため、実際にお金が無い状況が目の前に現れてしまうのです。

誰もが空気がなくなることはないことを知っています。
ですから、気持ち良く思いきり呼吸をすることができますよね。

空気が無限にある状況の中で、空気が欲しくてたまらない、しかもそんな状態をずっと続けている人がいるのなら、それはもはや空気の無い状態を楽しんでいるようにしか見えません。

「お金が無い」ということを言い続けている人は、お金があると思っている人からしてみれば、あえてお金が無い世界を楽しんでいる、と思われるのではないでしょうか。

潜在意識も、そのように判断しますので、お金の無い世界を楽しみ続けます。

それを止めるには、お金があるということを自ら理解することです。そのために、どこかでお金が無いと思うことをやめなければならないのです。

自分の中で、「お金が無い」と言えば言うほど、お金の無いことをアファーメーションしていることになります。これをやめなければ、“お金がある世界“には行くことはできません。

でも、これを信じる人はあまりいないかもしれません。

多くの人が、そんなことよりもスキルを上げることを考えたり、集客を学んだ方が稼げると考えるのだと思います。

でも、それが労働者を辞められない理由でもあるのです。
そして、そうしている限り、お金の無い状態を自らで実現させ続けてしまう。

せっかくお客様が買う気になっていても、自分からわざわざ断られ方向に勝手に誘導してしまいます。

それは、自分自身がお金に執着している状態により、相手もそうであると思い込んでいるからです。
そしてこれが原因で、相手にお金を払ってもらえないのです。

⭐︎なぜお金をもらう罪悪感が生まれるのか?

お金を払いたくないと思うことが、お金をもらえないことです。

たとえば、100万円以上の商品を案内されたらあなたならどう思われますか?
「えっ?! 100万円なんて払えないよっ」と思うのなら、あなたも払ってもらうことはできないでしょう。

それは、あなたが100万円以上の商品に罪悪感があるからです。 
あなたが100万円以上の商品を売ろうとする時、あなたは罪悪感を感じるはずです。
そうすると、お客様も払いたくないと思うのです。

あなたが100万円以上のコーチングを売りたいと思っているのに、自分が100万円も払えないのなら、そこに罪悪感を生じることになります。

多くの人は、悪いことまでして稼ぎたくないと思っていますので、100万円をもらうという悪いことはしたくないのです。

これが稼げないコーチが多い理由です。

金額に罪悪を感じるので、それを感じない額まで落とそうします。その結果、3千円とか5千円とかの、とても生活などできない額まで値段を下げてしまいます。

でもここから、‘稼げない‘感覚を感じてしまい、それを何とかして補おうとして、稼ぐための勉強をしたり、スキルを上げていこうと考えるようになるわけです。

でもここで、もし今のあなたがこんな状態だったとしたら、ぜひ冷静な状態に戻ってほしいと思うのです。
そもそも自分がお金を払えないから稼ぐことができないことを。

そこに気づかなければいけません。
それがわからない限り罪悪感が消えることはないからです。

ですから、自分がお金を払うことが先でなければ成功はできません。

あなたがお金を払える額が、イコールお金を受け取れる器になるのです。
それを超えてしまえば、罪悪感を感じてしまうので受け取ることができません。

お金を受け取っても罪悪を感じることがないのであれば、どんどん稼げるようになるのです。

コーチになる方は、真面目で倫理的な方も多いようです。
社会貢献や人を助けることなどを真剣に考えていることは良いことです。

ですから、罪悪を感じるような悪いこと(と思い込んでいる)したくない、と思っています。
それが故に、悪いことをしないで稼ごうとします。

でも、ビジネスは決して悪いことではありません。
これははっきりと理解していただきたところです。

なぜならビジネスは、お客様の必要なものを提供し、それの対価を頂くことです。
悩みが解決したり、ゴールを達成できるのであれば、その人の人生が変わるのです。それはとてつもない価値があります。

人生を変えることができるのなら、それもその人の理想の人生であったのなら、もはや値段さえつけられないほどの素晴らしいことです。

価値が高いということは、その値段も相応ということになっても不思議ではありません。

そうなればお客様も豊かになりますし、コーチ自身も豊かになりますので、罪悪感を感じるようなことは、実は一つもないのです。

あなたの商品を自信を持ってお伝えし、お客様の判断のもと契約できたら、あとはあなたが気持ち良くお金を頂けばいいのです。

お客様は、悩みを解決したり、理想の未来を実現したいからこそお金を払います。
もしそれが悪いことなら、ビジネスはすべて悪いことになってしまうでしょう。

世にあまたある商品の数々も、安く提供されているものから高級なものまで、それを選ぶ人それぞれによって取捨選択されています。

高いからといって、これを手に入れるすべてに人を満足させることができるとは限りません。
逆に、安く売られているから、買う人もしょうがなく消費しているかと言えば、そうとも限らないのです。

これらは、手にする人の状況や条件によって満足や不満足が変わってきます。
ですから、値段が高かろうが安かろうが、世にある商品を購入した人が納得しているのであればそれでいいのです。

ビジネスとして成立しており、罪悪など感じるような悪いことをしているわけではありません。

コーチングビジネスもまったく同じです。
罪悪感を感じるのは勘違いというものです。

それよりも、お金を受け取ることが悪いことだと思っていれば、ビジネスはできません。
罪悪感をなくすためには、自分で高額商品にお金を払ってみることがとても大切です。

そうすることで、お金の器が広がり、この広がった分だけ受け取れるようになるからです。

多くの稼げないコーチの方は、お金に対するブレーキが存在します。
スキルがあれば稼げるはずだ、というまさかのそれ以外のことで稼げていない、という皮肉があるのです。

こういったブレーキを少しずつでも構いませんので、外していき、ぜひコーチングで人を幸せにしながら、自分自身の人生も輝くものとしていって頂きたいと思います。

あなたの夢の実現を心より応援いたしております。

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