その一言が侮れない

こんにちは 坪井です

今日は、ふとした拍子にもらしてしまう一言が自分に与える影響についてお伝えしていきたいと思います。

★膨大な数のつぶやき

人が1日に発する何気ない独り言やつぶやきは、だいたい3〜6万語くらいだそうです。

実際に計測されたこともあるようですが、とにかく多いですよね。

でもこれ、よく考えてみて下さい。

多いようにみえますが実際には、人と会話している時でさえ、その合間にちょこちょこと独り言を言ったりしているんですよ。

それは、言葉になりそこなったものも含めて、かなり沢山の言葉をつぶやいているはずです。

感情的なもの、理性的なもの、駆引きによる打算的なもの、さらに几帳面な人だと、今漏らした発言が倫理に反すると、わざわざ取り消すようなことまでもつぶやいたりしているのではないでしょうか。

 
それはたしかに膨大な数になりますよね。

人とあまり会わない人でさえ、日頃接している数々のメディアなどを通して自分の中に対話を生みだし、それなりの独り言を繰り返しているはずです。

これを私たちは、毎日毎時毎分毎秒やっているわけです。

★何をつぶやいているのか

このように、私たちは普段の何気ない生活でも、ものすごい量の独り言を言っているのです。

これは、ただ単に独り言の多さが凄いということにとどまらず、コーチング的に言えば、この独り言が場合によっては誰の人生にも大きな影響を与えかねない、大変興味深い現象でもあるのてす。

もちろんあなたにもです。

独り言というものは、何の気なしに自分の中で語られて終わっていくものと、あなたは考えていると思います。

それは、ある意味では正しいのですが、その正しさは独り言の質によって変わってしまうこともあるのです。

お伝えした通り、誰もが毎日も凄い量の独り言を発しています。

ですが、その内容は、必ずしも良いもだとはいえません。

例えば、その日の天気を見て、「くっそ!雨だ。傘持つの面倒臭い」とか。

ソリの合わない同僚と一緒に仕事をしなければならない時、「またコイツとやんのかよ‥」とか。

コンビニの店員さんの接客の態度に、「愛想が無いヤツだな」とか。

挙げればキリがありませんが、口には出さずとも心の中で発する言葉って、このようなものも多いんですよね。

あなたにも覚えがあるのではないでしょうか。

そして、これがすなわち独り言の質になるのです。

膨大な量の独り言は、実は、あなたが過ごしている日常の丸1日をかけて、ことあるごとに発せられているものであり、その質もキレイなものばかりではないということです。

★繰り返すほど意味を与える

これは単に、キレイな言葉だから良いとか、汚い言葉だから悪い、ということを言っているのではありません。

お伝えしているように、1日の独り言は膨大です。

意識しておくべきなのは、この膨大な量の独り言が、あなたにとってどういう影響を与えるかです。

私たちには、それぞれセルフイメージというものがあります。

このセルフイメージは、その人にとっての思い込みを含んだ信念によってできているものなのですが、実は独り言は、このセルフイメージに直接影響を与えてしまいます。

その影響は、この独り言の繰り返しによってもたらされるものです。

この繰り返しが、心の中にある印象や絵、あるいわ動画そのものとしてマインドに焼き付き、これに感情が伴って、あなたの、自分とはこういう者だというセルフイメージが作られていくのです。

ですから、あなたにとって良い影響を与える言葉を発し続けていけば良いセルフイメージに、悪い影響を与える言葉を発し続けれいけば良くないセルフイメージになっていきます。

そして、セルフイメージはそのままあなたのコンフォートゾーンになりますので、単に独り言だからといって、その扱い方を決しておざなりには出来ないのです。

つまり、自分の発した何気ない一言が、もしかすると、あなたをとんでもない幸せへと導くような結果を生んだり、残念ですがこの逆につながっていってしまうことになるからなんですね。

あなたが言い放った些細な一言が、いつしかあなたの人生を大きく変えてしまう可能性をもっているのです。

あなた自身が望むゴールを作り、これに向かって建設的な思考と行動を取り続ける中に、自分に語りかける良い言葉を積極的に探す行為も当然含まれています。

普段使っているあなたの言葉を改めて意識して、これからの素晴らしい人生に役立てて下さい。

いつでもあなたを応援しています。

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