こんにちは 坪井です
今回は、あなたがコーチとしてコーチングをしていく時に、どんなことよりも大切なことをお伝えしたいと思います。
★その想いは熱いか
こんなことを言うと、「今はそんなの流行らないよ」と言われそうですね笑
そうでなくても、コーチングにはpush、pushback、という捉え方があって、押されれば押し返す、という現象が存在するのです。
コーチとしての ‘私のこの熱い想いをあなたに伝えたい‘ などとやってしまったら、相手がどう反応するかは目に見えているわけです。
文字通り、こんなことを言うコーチの方はいないかもしれませんが、人は、ある事を思いながら他人に何かを伝える時、その思っている感覚が意外と態度に出てしまうものなんです。
ましてや、コーチはクライアントをゴールへ連れていく役目があります。
ここに、コーチによっては‘クライアントのゴールは必ず達成させる‘という想いを乗せてしまうコーチがいても不思議ではありません。
もとより、コーチングでは、相手をゴールへ導くためのお手伝いをすることなので、コーチの思惑など、最初から前面に出す必要はないことが前提にはなるのですが、コーチだって人間です、よほどセルフモニタリングが出来ている人でない限り、それは態度に現れる可能性は十分にあります。
そして、ややこしいかもしれませんが、熱い想いを持っていないコーチには、クライアントをゴールへ導くことは難しい、という側面もまた事実としてあるのです。
しかし、ここは一つ勘違いしないで読んで頂きたいので少し説明いたします。
それは、コーチの熱い想いを、クライアントがゴール達成するために、直接伝えてしまう、ことと、コーチが熱い想いを胸に秘め、クライアントのゴール達成を見守り、導き続けること、とは似ているようで別の話であるということです。
「どこが違うんですか？」と聞かれるかもしれません。
答えは、あなたがもしクライアントだったら、どちらのコーチの態度に抵抗を感じてしまうでしょうか？ になります。
これは火を見るよりも明らかだと思います。
しかし、そこには同時にやはり‘熱い想い‘も必要だ、ということも言いました。
熱い想い、だからこそ暑苦しく、それに抵抗を感じるのに…。
矛盾していて分からない。
おっしゃる通りです。
その一つの答えが、前述した、コーチとしてクライアントをゴールへと導く熱い想いを内に秘め、そのマインドでコーチングをしていく、こだと私は思っています。
★確信を持つ
ここまでは平たく言えば、コーチは、熱い想いをもとにしても、プッシュバックは最小限にしてクライアントをゴールへ導くことができることをお伝えしました。
さらに突っ込んで、では熱い想いとは何なのか？ ということに触れてみたいと思います。
熱い想いとは、ここでは、コーチがクライアントのゴール達成を必ずさせる、という意味で使っていました。
この記事で、もう聞き飽きた感のあるこの言葉、似たようなニュアンスある言葉があるのですが、お分かりになりますでしょうか。
それは「確信」です。
この確信という言葉には、その内に「熱い想いに至る」という意味がある気がしませんか？
‘確信に至った‘ などという言い方、まさに長い日々を、たとえ悶々とではあっても、その根底に熱い想いがあって過ごし、結局、最後には確信という心の状態に辿り着いていた、ととらえることもできるのです。
そして、あなたがコーチであるならば、クライアントをゴール達成へと導く時に、確信に変わった熱い想いを、いつでもそのマインドに携えていてほしいのです。
あなたのコーチとしての「確信」は、クライアントが現状の外側のどんなゴールでも実現してしまうことを信じる力になります。
そんなあなたを見ているクライアントは、「このコーチは本気で私のゴール達成を信じてくれている」と、そう思ってくれます。
その際に生じるであろうあなたとクライアントのラポールは、凄まじいほどの繋がりをもたらすでしょう。
その確信の力は、あなた自身のコーチとしての能力も強力に引き上げていきます。
何より、その確信は、あなたがコーチとして、現状の外側にで続ける一つの原動力にもなるのです。
そしてこれは同時に、あなたがプロのコーチとして活動していく際の、非常に重要なマインドでもあることをどうか肝に銘じていて下さい。
あなたの夢の実現を心から応援しています
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