稼げない理由を勘違いしない

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こんにちは 坪井です

今回は、稼げない理由を勘違いしない、ということについてお伝えしていきたいと思います。

⭐︎稼ぐことの出来ない問題意識はやめる

売り上げが上がらないときに、稼げていないコーチは、間違った問題設定をしてしまいます。
稼げない理由というのは、このことを指します。

「もっとコーチングを学べば売れる」「さらに専門的な資格を取れば売れる」「集客法を勉強すれば売れる」

こういったことです。

すでにコーチの資格があっても、学ぶことに熱心なあまり、お金が全然入ってこないというコーチはとても多いです。

しかも、勉強したりスキルアップしたりすることで、いつか稼ぐことができるようになる、と淡い期待をして勘違いをしているのです。

⭐︎学んでも稼ぎにつながらないわけ
    

世の中では、常に新しいスキルが次から次へと発売されているのですが、その理由はわかりますでしょうか?  

それは、スキルを販売することを生業にしている人がいるからです。
つまり、これはこれでビジネスとして成り立っている分野であるということです。

そういった人たちは、そのスキルや知識が無ければ、「これからのビジネスではやっていけない」とか「あなたのビジネスにも必ず役に立ちます」というように煽り、どんどん宣伝してしてきたりします。

スキルを販売する人は、ずっと同じものを売っていても稼げなくなりますので、時期が来れば、また新たな商品を作って売り続ける必要があります。

初めの基礎講座が終了したら、その次は中級者向けの講座、その上が上級者、あるいは、マスタークラスみたいな感じで、新しい商品を作っていくのです。 知識面でも、新しい商品をどんどんリリースしていきます。

販売する側は、同業他社と差別化する必要があるので、「これが本物です」「これだけを信じてください」と言うのが常套手段となっています。

このようにして、世の中には、たくさんの商品が生まれているのです。

しかし、こういった状況を前に稼げていない人は、それがあれば自分も稼げるようになるものと
思い込まされ、人によっては、いわゆるセミナー難民のような状態になってしまいます。

手を変え品を変え、次々と新しい商品が出てくるのですから、それを追ってみたところで、ずっと「足りない」と思う羽目になるのです。

労働者思考だと、このような間違った問題の捉え方をしてしまい、間違ったお金の使い方をしてしまいます。

このような労働者思考の人がとても多いので、スキル販売や資格を販売して稼いでいる人が存在するのです。

でもこの、問題の捉え方自体が間違っているところに、いくらでもスキルや知識を売る隙があるのです。 稼げていない人は、勉強すれば稼げるようになると思い込んでいるわけですが、それで問題が解決することはないのです。

しかし当の本人は、勉強さえすれば自分でも稼げるようになると信じ込んでしまっているので、延々と勉強が終わらないのです。

ここから抜け出せる人は、どこかのタイミングで “実は勉強しても稼げるわけではない” というある意味当然のことに気づきます。

気づくのは割と簡単で、あなたと一緒に勉強した人たちの状況をみることです。
半年、1年もすれば、稼げるようになっている人とそうでない人がいるはずです。そして稼げていない人がほとんどだとわかるはずです。

稼げている人が、どうして稼げるのかといえば、稼ぐための正しいマインドと、稼ぎ方がわかっているからです。 そういう人は、すでにどうすれば稼げるかが見えた状態で、投資をすることができます。

勉強はもういいのではないでしょうか。
さもなければ、稼ぐことができないうえに、ビジネスに投資をしていくお金さえも無くなってしまうからです。

コーチングの学びのみならず、集客法やセールススキルなども、勉強し続けたところで稼げるようにはなりません。実際には、稼げるマインドセットと稼ぎ方がわかっている人にしか稼げないのです。

当然ですが、利益が出ないとビジネスは継続できません。
もし、学ぶのであれば、利益の一部を使う、という思考に変えていかなければなりません。

現状稼げていないのであれば、何よりもまず、稼ぐことを最優先するのです。

⭐︎問題の設定を正しくしましょう

あなたが稼げていないのであれば、あなたの取り組んでいる問題は間違っていると言えます。
ですから、問題の設定を変えていかなければいけません。

それをいくら解こうとしても、間違った問題である以上、現状は変わらないのです。
コンフォートゾーンの範囲内の問題を解いているに過ぎないからです。

以前もお伝えしましたが、コンフォートゾーンというのは、自分が居心地の良いと感じている範囲のことをいいます。 意外かもしれませんが、稼げない人は、稼げないことがコンフォートゾーンになっています。

このゾーンから見ると、‘現状の欠けている部分‘を見ることになります。

「スキルが欠けている」「集客方が欠けている」「能力が欠けている」「資格が欠けている」「知識量が欠けている」… など。

と、自分の不足ばかりに気付き、不安になってしまうのです。
そしてこれが、間違った問題設定となります。

ゴールを達成するためには、ゴール側のコンフォートゾーンの問題をとかなけれがなりません。

稼げるための問題は、そのほとんどがマインドセットです。 そしてこれは正しいやり方をすれば、しっかり稼げるようになります。

稼げない人は、「マインドセットの問題」と言っても、信じることができないんですね。

逆に、「何を言っているんですか? もっと深い知識と高いスキルがあって、いくつもの難しいことをしていかないと稼げるわけないじゃないですか」と、そう思い込んでしまっています。

そのため、マインドセットといったところで、洗脳とか詐欺みたいに聞こえてしまうんですね。
そんなことよりも、今一番新しいやり方や、変わり種の手法などの方が、正しいものとして響いてしまったりします。

そういった、ちょっと質的に変わった特別感のある方法のほうが、本当は稼げるはずだ、と安心してしまうのです。

販売する方は、そこら辺の心理はよくわかっているので、いかにも特別感があり、高度で難解であるにもかかわらず、初学者でもすみやかに理解できますよ的に売ってくるのです。

しかし、そうやってコンフォートゾーンの欠けたところを修正したところで、良くなるどころか、結局もとのコンフォートゾーンをさらに強化しただけ、という、笑えない結果に終わってしまうのです。

このことを、”現状の最適化“といいます。

⭐︎ゴールに必要な問題だけを相手にする

自分では、難しい問題が解けたと思い、それでレベルアップができたと思ってしまっています。

でも実際には、コンフォートゾーンのある部分を少しいじっただけですので、現実は前に動くことはないんです。

ランニングマシンで走れば、誰でもその場に留まりながら、5〜40キロのスピードで走ることができます。 言い換えれば、走っているのに前進していかない状態です。

現状の最適化とは、この「走っているのに進まない」状態のこと指し、ゴールに対しては、むしろ、退化していくことになってしまうのです。

目先のスキルへのこだわりが強くなったり、費やしてきた費用の大きさに落ち込んだり、「まだ学びが足りない」と思うようになったりします。

誰かにアドバイスを聞いたとしても、自分に教えてくれた先生の‘教え‘で反論し返してしまったり、自分の流派での流儀を説明をしまったりして、せっかくのアドバイスさえ受け入れられなくなってしまうのです。

その結果、ますます先に進まなくなっていくわけです。

しかし一方では、ビジネスなどやったこともない主婦が、何かの分野でいきなり稼いでしまったりしています。

なぜこうなるかと言えば、ゴール側のコンフォートゾーンに事もなげに軽々と飛び越えてしまうからです。

ゴール側のコンフォートゾーンの問題は、必ずしも難しいとは限りません。
それは、本当に簡単なことであったり、「え!? これだけ?」というような、拍子抜けするようなことだったりします。

現状を延長していったその先にはゴールは見えないのですから、現状の範囲内で考えるゴールとは、凄まじく難しい過程を通過したり、難問を解く必要があると感じてしまうのも無理かもしれません。

しかし、ゴールの世界の論理は現状とは異なります。

集客方法を学び、コーチングをさらに学んで… などとやっていたら、稼げるゴールは一向に見えてこないので、もの凄くレベルの高いことをしないとダメだ、と勘違いします。

でも実際には、私が以前お伝えしたように、ビジネスの部品をそろえて、ブログをしっかりと書いていきましょう、というどんな人でもできることです。

自分の環境、体調、メンタルなどの面できついことはあると思いますが、やろうと思えば誰だってできることなんです。

ブログにしても、自分の好きなことを書けば良いですし、文字数にしても300〜500文字くらいからでも構わないので、それこそ初心者でもできることです。

本当にシンプルで簡単なことなのですが、それゆえに、これを信じてやる人があまりいません。
ですから、稼ぐことのできない人が多いのです。

ビジネスですでに成功している人からすれば、「えっ、どうしてやらないの? 集中してやればすぐ成功するのに… もったいなっ」と思うはずです。

普通に労働してお金を頂いている方には、もしかすると分からない感覚かもしれません。
純粋に信じることもできないかもしれません。

でも、あなたがそうでないのなら、稼いでいる人に出会って、直接修正してもらうことをお勧めします。
コンフォートゾーンをずらしてもらうのです。

ゴール側の問題が見えれば、あとはやるだけになるので、稼げるようになるのです。
ゴール側の問題に気づくために、コーチとかメンターがいます。

飛行機を飛ばせる技術がある現在では、ある理論と技術の組み合わせで、鉄の大きな物体を空に飛ばすことができます。

しかし、一般的な労働者は、‘努力すること‘に注目してしまうので、「何十人もいれば、胴体に勢いをつけて崖から投げ飛ばせば、多分飛ばせると思います」とか「それはリニアの技術が無いと無理です」となったりします。

もし、あなたが、半年や一年もの間、収入が増えていないようであれば、それは間違った問題を設定し続けているということです。

これからもずっと今のコンフォートゾーンを修正し続けますか?

この状況から脱したいのであれば、コンフォートゾーンの外側に問題の設定をして下さい。
これをしない限りは、現状を変えることはできないのです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

あなたの夢の実現を心より応援いたしております。

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