こんにちは 坪井です。
今回お伝えする内容は、50代のあなたの苦手意識を克服するには、になります。
正直、苦手なものに対する意識は、20〜40代の世代でも当然あるものですよね。
でも、今50代の真っ只中という方で、何かに対して苦手なことや物があるのであれば、以下の意識の違いに気がついていらっしゃるかもしれません。
それは、若いときよりも、克服に時間がかかる、ということです。
50代といえば、良くも悪くも人生経験が豊富であろうかと思われます。
でも、この豊富さ、言い換えればリソースの量が、何かの克服に向かうとき足かせになることが起こりうるのです。
パソコンなら、データが増え過ぎて動作が重くなっている状態とも言えます。
今回は、そんな状態に陥っているかもしれないあなたの苦手意識克服のための方法になります。
ぜひ最後までお付き合い下さい。
◼️真っ向対峙は避けます
端的に、50代のあなたの苦手意識を克服するためにお勧めする方法は、あなたの持つ心地良さを利用し、それを解消していくというものです。
これは、あなたが苦手意識を持つにいたる理由が大きく関与しています。
たった今、あなたの持っている苦手な対象は、どの様にできたかを少し考えてみて下さい。
あなたの日常は、様々な事柄と接することで成立していることと思います。
その事柄には、あなたが心地良い感じるものや、とくに何の気なしに接しているもの、あまり気乗りしない事柄や嫌なことなどに分けられるのではないでしょうか。
あなたが心地良いと感じるものについては、あなたの今まで経験してきた理想や憧れ、好きな事や物、環境、状況などの記憶が想起され、新たに接する対象にそれが投影されていきます。
逆に、嫌なこと苦手なこと心地悪い状況に関しては上記の真逆が展開されているわけです。
これは、あなたの判断として存在しています。
結果的に、このように介在するあなたの判断が、あなたにとっての心地良さや苦手意識を作っていることになるわけです。
その判断とは、コーチングではブリーフと言い、それはあなたの過去の記憶によって作られていると説明されます。
あなたに苦手意識があるのであれば、実際にはこのブリーフが媒介してそう意識させているということができるのです。
であれば、あなたのこの苦手意識を解消したい場合、苦手意識そのものに真正面から突っ込んでいくことは避けた方が、結果的に早く上手くいくことになるわけです。
苦手意識そのものとの取っ組み合いは、状況を悪化させてしまう恐れがあるためです。
そのためには、あなたの持つ心地良い記憶を使うことをお勧めしたいのです。
◼️心地良さを常に感じておきます
具体的には、常日頃、生活の中で心地良い状態を思い出し、感じ続けていき、その状態をあなたの“癖”に重ねてしまうのです。
例えば、あなたに前髪を左手人差し指で横に流す癖があれば、その行為中に、心地良い状態を思い出しながらやる、ということです。
例えば、あなたが街中をを歩いているとき、ショーウィンドウで自分の姿を確認する癖があれば、その行為中に、やはり心地良い状態を思い出しながらしてみる、ということになります。
この方法の狙いは、あなたの無意識に心地良さを刷り込んでいくところにあります。
癖は無意識ですので、心地良さの刷り込みに成功したのであれば、この癖を、苦手意識が頭をもたげてきたときにやれば、その苦手な意識は比較的ライトに扱えるようになるというものです。
軽くなった苦手意識は、この方法を続けてゆくなかで次第に意味を持たなくなっていくようになります。
苦手意識を完全に克服したときには、その意識は思い出に変わっていることさえあるのです。
そもそも無意識である苦手意識を、逆に無意識化した癖による心地良さで解消することになるわけです。
今回の方法をざっとご説明してきましたが、これは実際にあなたご自身の実践で体感されることでしか、その効果を実感することは出来ません。
もし、あなたに今も克服し難い苦手意識があれば是非お試しいただきたいと思います。
効果は絶大です。
今回の内容はいかがでしたでしょうか。
コーチングにご興味のある方、実際にトライアルコーチングをお受けになりたい方は、是非ご連絡いただければと思います。
50代のあなたのこれからの人生を心より応援致してしております。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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