こんにちは 坪井です
今回は、稼いでいけるコーチングについてお伝えしていきたいと思います。
コーチの方がコーチングで稼ぐことが出来ない原因に、‘稼げないコーチング‘ をしている、ということがあります。
シンプルに言えば、これを稼げるコーチングに変えていけばいいだけなのです。
でも、「私の流派ではそんなことはできない」や「コーチは、自分の利益は最後でいいんです」といった理由で、そのコーチ自身が稼ぐことに対しての、何らかの抵抗を持っていることもあるようですね。
このように、稼げないコーチの方のほとんどが、「自分が考える正しいコーチング」をしてさえいれば、最終的には稼げるようになる、と思われています。しかし、これが実際にビジネスになるかどうかはわかりません。
⭐︎稼げないコーチングとは
ここで、稼げないコーチングとは一体どのようなものなのでしょうか。
それは、コーチングそのものを売る、ということです。
こういったコーチングをしますとか、「私は〜の資格を持っているコーチです」といったことをそのまま売ろうとします。
しかし、お客様は、必ずしもコーチングに興味を持っている人ばかりではありません。
コーチングに興味を持っている人であったとしても、その興味の焦点は、それを受けた後の自分の理想のゴールの世界を実現したい、というその一点に尽きるはずです。
その意味で、コーチングを受けたい人であったとしても、それは、コーチングそのものを買いたいわけではない、ということが分かると思います。
こういったことを理解していなければ、スキルやコーチングができること自体を、自分の売りにしてしまうことになるのです。
結果、肝心のお客さまのニーズには応えられていないので、コーチングの商品が売れなくなります。
と同時に、こういったコーチングで展開されるセッションの多くは、そのほとんどがクライアントから‘引き出す‘コーチングになっているということです。
答えはクライアントの中に眠っているはずなので、コーチはそれを引き出す役割を果たせばいい、と考えるコーチの方が多くいます。
そして、様々な質問を投げかけ、その答えらしきものを引き出そうとしますが、結果が思うように出ません。
これは、クライアントの中に、コーチが引き出したいはずの答えがそもそも無いからで、無理からぬ話なのです。
コーチングは、その流派によりいろいろなやり方がありますが、コーチングのやり方に拘りすぎると、逆にお客様のニーズとはズレていくことになります。
コーチは、あくまでコーチングの素晴らしさや、正しさにこだわるのですが、一般的なお客様にとっては、必ずしもそこに興味があるわけではありませんので、当然、売れない、ということがおこるのです。
⭐︎稼ぐことができるコーチングとは
それは、お客様の理想を実現するコーチングです。
コーチングを受けようか迷っている人は、自分の悩みを解決したり、ゴールを達成することに関心があります。 であるのなら、コーチングを売ろうとするのではなく、悩みを解決したり、ゴールを達成することに焦点を当てたものを売ればいい、ということになります。
それが、コーチングを受けることによって実現できると知ってもらえれば、コーチングの商品に興味を持ってもらうことができます。 その上で、納得して投資したいと思ってくれるのであれば、商品が売れていきます。
お客様は、何かしらの実現してみたい願望を持っているものです。
しかし、多くの場合、その実現は「無理に決まっている」と思い込んでいます。事実、出来ていないから、問題が解決しなかったり、中々ゴールに近づけなかったりしているわけです。
でもこれが、「本当は実現できるんだ」という確信に変わったとたん、「コーチングを受けてみたい」と思ってもらえるようになります。
そのためには、まずゴールについてや、理想の世界の話をしてもらうことです。
ただそれだけだと、「そうではあるけれども…」「いや、やっぱ無理だよな…」という考えが頭をもたげてきてしまうでしょう。
やりたいことなのに出来ていない、としたら、そこには何らかのブレーキがある、とわかります。
お金を稼ぎたいのに、それが出来ていないのであれば、そもそも稼ぎ方が分からない、とか、お金を受け取ることに罪悪感を持っていたりします。
やりたいことは誰でも思いつくものですが、ひとたび、そこに行くとなると、ほとんどの人が「出来ない」と考えます。
コーチの方でも、月に100万円を稼ぎたい、という人は多いですが、実際お金が入ってこないのは、「やっぱ出来るはずないよな」と思っているからなのです。
そのため、ゴールを設定したつもりでも、現実は変わっていきません。
「いつか達成できます」と言うかもしれません。
しかし、未来の成功が実現していることを確信しているかのようなこの言葉は、実は、現状を維持するための思考です。
なぜなら、成功を確信してはいるものの、それが未来である以上、現状を肯定しているに過ぎないからです。 つまり、単なる先延ばしなのです。
それもこれもブレーキがかかっている状態が原因です。 そのブレーキが何かは、お客様に直接聞いてみればわかります。 その上で、それは外すことができることを理解してもらうだけです。
ブレーキが外れた時点で「よし、これはいけそうだ」と真の確信に変化します。
本当の確信に変われば、実際に現実が変わっていきます。
ですから、ゴールを聞いた次にやることは、ブレーキを外すことです。
この2つができれば稼ぐことができるコーチングができるようになります。
これは、体験セッションでも、契約後のセッションでも同じです。
体験セッションでは全部をやることはありませんが、本当の意味で確信が明らかになれば、クライアントはコーチングを受けずにはいられなくなります。
ここで、稼げないコーチの方の場合、コーチングを受けたいと思うような確信にまで、もっていけてない、ということになります。
それは、お客様の本当に望んでいることを実現していく、という意識に乏しいからなんです。
もちろん、お客様と言ってもいろいろです。
しかし、売れていないとすれば、それはお客様と望んでいるものがズレていると思って間違いありません。 そしてそれは、自らで気づいて修正していかなければ、稼げるようにはならないのです。
コーチングの素晴らしさや優れたところなど、それ自体はコーチ側の都合というものです。
ここで大事なのは、お客様の望みが叶うかどうかです。
無料であれば受けてもらえても、有料で、しかも高額商品となれば、それを受けた結果、何が得られるのかをお客様は考えるでしょう。
そして、それが確信に至らなければ、お金を払おうとは思いません。
稼ぐことのできないコーチの方は、それができないので、お客様の現状に合わせ、出せる金額にしようとして、どんどん価格を下げていきます。
「それでは稼ぐことは出来ないよね…」と思われましたでしょうか。
そうなんです。
意識を高めなければ、プロのコーチにはなれません。
今回お伝えしたことを是非ご理解いただきたく思います。
そして稼げるコーチになっていってください。
稼ぐことのできるコーチングができれば、コーチングの商品も売れるようになっていきます。
あなたの夢の実現を心より応援いたしております。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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