忖度していては稼げません

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こんにちは 坪井です

今回は、忖度していては稼げません、ということについてお伝えしていこうと思います。

あなたは、コーチとして「お金がありません」という人に商品を買ってもらうことはできますか?
そうです、友達や親類縁者に頼み込んでお金を借りてまでして買ってもらう、という意味だと思って頂いて結構です。

稼いでいないコーチの方は、相手の懐具合を気にしてしまい、お金をもらうことに罪悪感を持ってしまうでしょう。

お試しやトライアルでセッションするようなときでも、あえて料金について触れなかったり、「お金のことは気にしないで下さい」などと伝えてしまうことはよくあることだと思います。

商品の価格自体も、相手の懐の痛まない程度に設定している方も多いのではないでしょうか。

料金を支払うことで、相手が借金をしたり、生活が苦しくなったりするのであれば、コーチングをすること自体が悪いことをしているような気持ちになることもあるでしょう。

このような理由から、稼いでいない多くのコーチの方は、「そんなことまでさせて稼ぎたくないよ」と思ってしまうわけです。

しかし、ここは逆説的に考えて下さい。
このように、相手の懐具合や経済的事情を気にしてしまうから、かえって稼げないということを。

忖度してはいけないということを、です。

⭐︎それは相手にとって失礼なことなんです

相手の懐具合をコーチが気にすることは、実は、相手にとって失礼なことなんです。
それは「あなたにはこんな高額な商品は買えないですよね」と暗に言っているようなものだからです。

しかし、稼げないコーチの方のほとんどが、懐具合を心配してあげることは親切なことだと思っています。
でも実はこれ、決して親切ということにはなっていないのです。

たとえば、あなたがロレックスの腕時計が欲しくて、お店に行ったとします。
店頭に並んでいる時計を見ている最中、店員さんがそばにやって来て「お客様には少しお高いように見えますね。あちらのお店にもっとお安いところがございますので、ご案内いたします」

と言われたら、あなたならどう思われますか?

少しでも買う気があれば、その気は完全に削がれるでしょうし、ただ見ているだけだったとしても「そんな風に(お金が無い人間に)見られてたんだな…」と、あまり良い気はしないのではないでしょうか。

正直、この店員の発言は、失礼な物言いに聞こえますよね。
でも、相手の懐具合を気にしているコーチは、結局、同じことをしているわけです。

ロレックスの時計にしても、たとえお金が無かったとしても、借金をしてでも買いたい人が世の中にはいます。

コーチングでもそうです。
お客様は借金をしてでも、今の仕事を増やしてでも、自分の夢を達成したいかもしれません。
成功したいかもしれないのです。

いかにしてお金を用意するかは、お客様が決めることなので、欲しい人に対してはしっかりとクロージングしていくことが礼儀になります。

それを断るかどうかはお客様の判断によるので、高額なセッションでもお金を請求することです。
それにより、苦労したりすることがあったとしても、そうすると決めたことはお客様なので、それは尊重するべきです。

それを、コーチである側が勝手に判断してはいけないわけなのです。

一般的な労働者の方は、相手の懐事情を気にして、懐が痛まないように自分目線で親切にします。
でも、無料や数千円、1万円ほどのセッションを受けたところで、成功することはできません。

ロレックスの100万円の腕時計が欲しいというのに、100均の売り場で売っている300円のデジタル時計を買っても何の意味も無いですよね。

良いものが欲しいという人には、安物(語弊はありますが)には見向きもしないからです。
これと同じで、成功するためには、質の高いセッションを受ける必要があります。

安価な商品を提供しているコーチの方からは、質の高いセッションをは受けられません。
なぜなら、コーチ自身が成功していないでしょうし、もしかしたら、成功する気もないのかもしれないからです。

本気のお客様目線であれば、安価なコーチングと、100万円のコーチングを販売しているコーチを見たら、100万円を売っているコーチに依頼したいのが道理なのです。

なぜかと言えば、1万円のコーチに教えてもらっても、1万円を受け取る方法しか分からないからです。 100万円を販売しているコーチであれば、100万円を受け取る方法を教えてもらえます。

このように、お客様はなるべく成功している人に教えてもらいたいと思っているのです。

安い商品なら、コーチングを体験したいですとか、話を聞いてもらいたい、という人しか来ません。

こういうセッションをしていても、正直、稼げるようにはならないのです。

⭐︎正しいお金の価値観

一般的な労働をしている方々は、間違ったお金の価値観を持っています。
これは成功にはつながることはないものです。

労働者のほとんどの方は、お金の価値観はそのままにして、スキルを向上させたり、勉強をすれば成功する、と何となく思っているところがあります。

ところが、それでは一生稼げるようにはならないのです。

労働者は、”お金は減る” “借金はマイナス” と考えます。
ですから、お客様のお金が減ったり、借金までしてもらうというのは、悪いことだと思うのです。

これは、お金に執着しているから、というのが理由です。
単に見えている金額の増減を確認して、高いとか安いとかを判断し気にしています。

しかしここで大事なことは、そこに価値があるかどうか、ということなんです。

そもそも価値が無いと思うのであれば、コーチング自体をやめた方がいいでしょう。
価値が無いセッションをお客様に売るのは失礼だからです。

価値があるものなら、相手の事情はどうあれ、買って頂いた方がいいわけです。
私のセッションも、お金が無いという方でも買って頂いたほうがいいと思っています。

なぜなら、お金が無い人ほど、正しいお金の扱い方を学ばなければならないからです。
ですから、借金をしてでも受けた方がいい、と思っています。

実際、借金で追われているような人でも、本気になってやりたい人であれば、クライアントになることをお勧めしています。

結果的に、それで稼ぐことができるようになって、借金を返済できるようになることだって可能だからです。

こういったことを経験すれば、人が借金をしたり、手元のお金が減ったとしても、それだけでは何も悪いことではないのです。

なぜなら、それ以上に価値の高いものを渡すことになるからです。

価格を下げることを考える必要もないのです。
なぜなら、なるべくたくさんの価値を受け取ってもらいたいからです。

よく、無料でセッションを受けたいという方がいます。
しかし残念なことに、そういう方は成功できません。

それは、無料の範囲での価値しか受け取れないからです。
ですから、お客様のことを考えたら、しっかりと投資をしてもらい、それで豊かになってもらう方がいいわけです。

私のところに来られた方に対しては、お金があるかどうかでは判断していません。
でも、誰にでもセールスをするわけでもありません。

本気の方にセールスはしたいですし、買いたいと思っていない方には商品の説明もしていません。
その意味で、誰でもクライアントにしているわけではないのです。

ですから、最初からその気の無い方には、言い方は良くないですが、それなりの対応になってしまうこともあるのです。

ですが、極力そんな状態でのご対応は避けたいのも事実としてあります。
ですから、来て頂く方へは、”その気持ちは本当なのか” “本音でやりたいと思っているのか” を、ご自身の気持ちとして是非確認して頂きたい、と思っています。

このように、お客様の懐事情ではなく、本気でやりたいのかどうかが大切なのです。

労働者はお金は減ると思っています。
しかし、本当に必要であればお金は何とでもなるものなのですよ。

「本気ですけどお金はありません」という人は、実は本気とは言えないのです。
今現在、成功している人でも、稼げていない時代や貧乏なときにでさえ、自分に投資してきた人ばかりです。

ですので、お客様を信じ、しっかりとクロージングしてあげることが大切です。

お客様からお金を受け取れないなら、それは自分のセッションに価値が無いとか、お客様が成功しないと思っているからです。

そんなふうに思っているコーチのお客様が、成功すると思いますか?

なので、お客様を信じて豊かになってもらうと、コーチ自らが覚悟して頂きたいのです。

今回は、忖度していては稼げません、ということでお伝えしてきました。

お客様の懐具合を気にして、親切にしようと思っているその忖度が、実は、お客様にとって失礼なことをしているということです。

そうではなく、お客様を信じて尊重しなければいけません。
お客様を信じて、高額商品をしっかりとクロージングしてあげることが大切なのです。

これが悪いことであると思っていれば、いつまでたっても稼ぐことはできないでしょう。
こうした正しいお金の価値観を身に付けることが重要であり大切なのです。

今回お伝えしたことを、あなたにも是非ご理解いただき、稼げるコーチになって頂きたいと思います。

あなたの夢の実現を心より応援しております。

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