こんにちは 坪井です
今回は、やりたいことに没頭することの効用についてお伝えしていきたいと思います。
これは、あなたがゴールを設定する時に大切な要素になるだけでなく、ゴールを達成していくまでの過程で一番重要なものの一つになるといっても過言ではないので、最後までお付き合い頂ければと思います。
★ギターの魅力
あなたは何か趣味を持っていますか?
趣味にも色々あると思いますが、いずれもその魅力に魅せられている、ということですね。
切手の収集であれば、発行された年や図柄、大きさ、記念もの、ご当地もの、同じ題材のタイプ別など、切手の基本スペックを基に、これを集める人のこだわりや、実際の市場取引によってその見方や価値も色々あるのではないでしょうか。
映画であれば、原作や監督は誰で、ストーリーはオリジナル通りなのか、音楽やキャストはどうかなど、ファンや一部のマニアにとってそれぞれ意見はありながらも、それは本編の魅力につながっていたりします。
そしてこれは、他にあまたある趣味についても共通していると思うのです。
話は変わりますが、私はエレクトリックギターが好きです。
もちろん私の趣味といえます。
ギターは見るのも好きですし、弾くのも好きです。
私はコレクターではありませんが、集めている人のウンチクを聞くのはすごく楽しい。
でも不思議ですが、この魅力を言葉に表現せよ、と言われてもそれが出来ないんです。
もちろん、ギターの艶が好きとか、匂いが好きとか、触り心地が好き、‥‥など、伝えられます。
でも、これがこうだから良いんだ、というようなハッキリしたことがないんです。
ただただ好き。
これが正直なところです。
★ゴール達成の力の源泉
あなたの今お持ちになられてる趣味に対する想いはいかがですか?
私のギターに対する思いに重なるようなところはありませんか?
とにかく「なんだかわからないけどこれが好き」という感覚です。
実は、この漠然とした ‘好き’ の感覚が、あなたの設定しているゴールにも伴っていることがとても大事なんです。
正確に言えば、‘好き‘→‘やりたい‘感覚が、あなたがゴールに向かって考え行動している間中、持ち続けるのが望ましいのです。
これをwant toといいますが、好きなこと、やりたいこと、という思いをその目標の一番の動機にします。
それはなぜか?
人間は、自分の好きな対象には、とても集中することができ、その興味に任せるがままに行動することが出来るからです。
これをそのままゴール達成に使うのです。
あなたにも経験ありませんか?
小学生の時の縄跳びで、二重跳びや三重跳び、あるいわ縄を交差させながら飛ぶことに真剣になって取り組んだ時のことを。
これは縄跳びに限ることではありませんが、とにかくそれが出来そうになるまで、もうすぐ出来そう、「あっ!できた!」となるまで止められない気持ちを笑
これは(もちろんハマった方に限るわけですが)かなりエキサイティングだったと思うのです。
こういった感覚。
もしかすると、あなたはまったく違うもので似た経験をされていたかもしれませんけれども。
でも、want to とはこういう感覚に近いということです。
私は以前から、ゴールはとにかく高く設定してください、とお伝えしています。
これは、ゴールの高さを現状よりも高すぎるくらいのものにすることにより、その差による力(認知的不協和といいます)を使うことが出来るからですが、同時に「こんなゴール、とてもじゃないけど達成できないや」という気持ちを引き起こすことにもなります。
この状態に陥りそうになるマインドを前向きに保つものが、want to というわけです。
そもそも最初からゴールは現状の外側を目指しているので、その途上で多かれ少なかれ、自分の可能性を疑う瞬間は出てくるものです。
それに対してこのwant toの力も、「なんだかわからないけどこれ好きなんだよね^ ^ とにかく出来るところまでやってみよう」という不可能を覆せる期待としてマインドの中で拮抗して効いているので、壁に対してそう簡単には崩れなくなります。
そしてこういった前にも後ろにも進んでいない一見膠着したかのような状態から、ある時ポンッとレベルが上がっていることに気づくことになります。
それが、ゴールを達成したのか、以前よりいくぶんレベルが上がったのかはわかりませんが、とにかく現状だった状態(表現がおかしいですが)から抜け出て新しいコンフォートゾーンに移行しています。
どんなゴールであったとしても、その達成のされかたは、この繰り返しということになるのです。
逆に言うと、want to の力をしっかり維持して使うことができていれば、どんなゴールも達成できてしまうということになります。
あなたの趣味が映画であったならば、主演女優の魅力に駆られ、時間を忘れて観ることに没頭してしまう意識を、同じようにゴールの達成に対しての意識としても使ってみて下さい。
もちろんその前に、そのゴールが本当にやりたいことかどうかも確認しながらですね👍🏻
いつでもあなたを応援しています
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