こんにちは 坪井です
今回は、努力と根性で育ってきた50代のあなたに、いま本当に必要なものとは、という内容でお伝えしていきます。
努力や根性というキーワードにネガティブでありながら、どうしても焦燥感のような、駆り立てられる気持ちすら沸き起こってしまうというあなた。
私も同世代ですので、目標などに対して、努力や根性という心性でそれを達成しようという方法論をイヤというほど教え込まれてきました。
しかし昨今、風の時代とも言われているように、精神的に自由な気風で事に当たった方が、むしろ何事も上手くいくはずです。
何より体や心に過度な負担をかけずに済みます。
今回は、そんな努力や根性論とはいい加減おさらばし、その上でさらに何が必要かを50代のあなたに向けてお伝えしていきたいと思います。
今回の内容を押さえていただければ、50代という年齢で諦めかけていた様々なことを、気持ちを新たにして再挑戦できるようになるはずです。
ぜひ最後までお付き合い下さい。
◼️力んで挑まなければ達成できないって本当か？
現状、あなたが仕事や人間関係などで四苦八苦されていて、それをとにかく何とかしたいと思われていらっしゃるのであれば、そこに必要なのは、リラックスと精神的な余裕を持つことです。
なぜなら、リラックスと精神的な余裕があるという状態は、人間が力強い活動を行うときに、最も有効だからです。
ボクサーのストレートにしても、体感を使いながら力まずしなやかに放ったものが、1番相手に効くパンチになるそうですね。
これは精神的な意味でも同様で、ディベート(討論会)で、たとえ論理的に追い詰められたとしても、終始リラックスしていれば、いずれ勝機を見出せたりするものです。
つまり、何か解決したい、勝ちたい、克服したいと、身も心も心底求めていればいるほど、そこに必要なのはリラックスと心の余裕ということになります。
私も子供の頃には、親や先生から「良い成績を取りたければ努力しなさい」とよく言われました。
友達からも、冬場に半ズボンに耐えられず、長ズボンを履いていったとき「根性ねえな！」と毎シーズン言われたものです。
その時の私は、そう言われたことに憤慨して、やはり勉強に力を注いだり、心を鍛えようと、わざと親友にケンカを売ったりしたのを覚えています。
でも、そんな事は、もともと私の気性にも合っておらず、ことごとく一過性の行為として終わっていったのでした。
それもこれも、結局、私の力み過ぎが事の達成を阻害した1番の原因であることに後から気付くこととなるわけですが…。
そうなんです、今回のリラックスと心の余裕の大切さを知ってからですね。
同時に、難儀なことを成し遂げようとするのであれば、難儀を難儀として扱わずに取り組むこと。
別の言い方をすれば、心身さえ緩めば、難しいことでさえ何とでもなると思える、正確には、難しさの中にでさえ、容易に取り掛かることの出来る部分を見つけることができ、そこから平易な物事に分解し、気付けば解決に至ることも知りました。
当然そこには、無理な努力を意識することはないのです。
◼️本当にやりたいことを
ここまでお話しして、では、努力や根性なしにどのようにして様々な事をかたちに出来るというのか？と思われたでしょう。
それは、あなたが本当にやりたいことをやる、これに尽きます。
コーチングではこれを、want toといます。
本来は、want toに基づくゴールを作ることまでを含めて初めて成立するものですが、そうでなくても、現時点であなたが本当にやりたいことをしていく。
例えば、気になっていた中学英語からの学び直し。
例えば、どんなものか常々気になっていた自転車メンテナンスの技術の習得にとりかかる。
例えば、前から好きだった洋楽ロックのギターソロを完コピに挑戦してみる。
などなど。
あなたがその気になれば、want toなことはいくらでも見つかるはずなんですね。
このかたちであれば、努力や根性は必要なく、しかも、努力や根性をもって活動した結果よりも、より素晴らしい果実を手にすることができるようになるのです。
あなたにも記憶があるかもしれません。
ガンプラと一日中にらめっこしながら、次の日には完成させてしまった日のことを。
側から見れば「うゎ すごい集中力だな」と思われていたかもしれません。
でも、あなたの心にそんな集中力だとか努力などという文字は1文字もなかったハズです笑
ただただ作りたい、完成させたい一心だったと思うのです。
これが、want toの力です。
そして、いまや50代となったあなたは、もう一度このwant toのマインドを取り戻して、努力や根性とは無縁のリラックスと心に余裕を持った状態で、今以降の人生を再構築していって頂きたいと思っております。
それは想像を遥かに超えた人生の収穫をもたらすに違いありません。
今回の内容はいかがでしたでしょうか。
50代以降のあなたの人生を心より応援いたしております。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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