こんにちは 坪井です。
今回は、40代もとうに過ぎ、それどころか50代を迎えてから久しいという方が、サラリーマンや雇われの身でやっていく限界を感じながらも、その後の人生において何らかの希望の光を見出したいという方に向けてお伝えする話になります。
あなたもご存知かと思います。
少し前から巷では、人生100年時代だと流布されていることを。
少子高齢化が叫ばれ、日本の人口もあと50年もすれば1億人を割込むと言われており、早急に対策をとるべきと政府もそれなりの対応をしているようです。
その対応には賛否両論あるようですが、どうやら高齢者が多くなっていることは、否めない事実として日常の風景で実感することも多くなっているかと思います。
病院はもとより、電車、バス、飲食店やスーパーなど、そこかしこで見かけるお年寄り。
いまだ元気な方もいれば、道端で疲れて腰を下ろしたまま長い時間動けないでいるご老人など、こんな風景はもはや日本のどこでも見られる日常になっているのではないでしょうか。
おそらく、あなたも仕事や用事で外出されるときなど、1日の中でいく度となくそんな場面を目にされているかもしれませんね。
★歳を重ねる感覚を変えて若返る方法
とりあえず少子高齢化の問題については一旦わきに置いて、あなたが、こういったお年寄りを見たときに、どう思われますでしょうか?
「あ… 私もすでに人生の後半が始まってるんだ。あと数年で、私もあんな感じになちゃうのかな‥」とか、
「やっぱ年齢には勝てないのだろうか‥」とか。
あんな感じ、と言ってしまっては今も懸命に過ごされているお年寄りには失礼になるかもしれません。
しかしいかかでしょう。改めてこう指摘されて、たしかに言われてみればそう思ったことは一度や二度ではないかも。と思い当たるふしはあるのではないでしょうか。
いや、こういった見方をべつに悪いと言っているのではありません。逆にこのような見方こそ、従来の、人間が老いを感じた時に感じる自然な感覚だとも思われるからなんですね。
でもです。
少し考えてみましょう。
もし仮に、これを読まれているあなた自身にまだやりたいことがあり、しかも実際にそれを行動に移したり、実行するつもりが僅かでもあるのであれば、この老いに対する考え方は少し修正する必要があるわけです。
なぜならば、目的を持った何かをやるときに、体力や気力に関する否定的な要素は、自分にとって明らかにマイナスに働くことになるからです。
昨今、20〜30代の若者でさえ自分の年齢を引き合いに出し、若い者同士のコミュニケーションの相対的な年齢差を、老いとして表現して彼らなりに嘆くことが普通にされてるのです。
ましてや、すでに50代になっているあなたであれば、実年齢なりのリアルなハンディを感じないはずはありません。
これはある意味あたり前であり、しょうがないことなのかもしれませんね。
でも、あなたのやりたい事の前では、この当たり前でしょうがないことは何とかする必要があると思うのです。
そのままのマインドでは、やはり年齢には勝てない… となってしまいかねないからです。
そこで大切なことが、歳を重ねる感覚の捉え方を変える、というマインドとなります。
これは簡単に言えば、歳を重ねるのは、単に時間の経過に過ぎない、と捉えることと言えます。
肉体的にも精神的にも、ただただ時間の流れによって単に変化しているに過ぎず、あなたの実質的な変化はそれによってのみシンプルに起こっているものだということです。
八百屋で買ったニンジンも、電気屋で買ったエアコンも、正規ディーラーで購入したお気に入りの新車も、つき日が経てばそれなりに変化していくものです。
そこに良いも悪いも無い。
こういう捉え方です。
普通なら、劣化と捉えるべきところをあくまで変化として捉え直すということです。
この捉え方を加齢に適用することで、歳をとることをただの変化とみなし、一般的な加齢に対してでさえ一定のポジティブな態度をとれるようになるというわけです。
⭐︎やりたいことをゴールとして掲げる
いかがでしたでしょうか。
少子高齢化の話から始めるという大上段からの構えになってしまいましたが、お年寄りを何十年もの歳月を重ねた高齢者と見るか、ただの時間の経過を体感し変化した人物として見るかによって、あなた自身のいわゆる老いに対する見方も変わっていくはずです。
たとえあなたが50代であったとしても肉体的精神的なハンディをただの変化として捉え返すだけで、そのマインドからあなたのやりたい事に対するスピード感のある行動力や、深く鋭い考察力を引き出すことは容易になっていくはずです。
ここで翻って、実際に今のあなたにやりたいことってありますか?
もしあるのであれば、もう歳だから出来ないとか、膝が痛いから、体が重いからなどの言葉は一旦封印して、そのやりたい事をゴールとして今一度、いや、何度でもあなたの大切な人生に掲げてみることをお勧めいたします。
あなたの夢の実現を心より応援いたしております。
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