こんにちは 坪井です
今回は、コーチングビジネスのリスクについて、ということをお伝えしていきたいと思います。
⭐︎コーチングビジネスにもリスクがあります
ビジネスをするということは、その中に、リスクが含まれていることも意味しています。
会社で働いているのであれば、時間をかけたら給料をもらうことができますが、ビジネスは必ずしもそうとは限らないからです。
ビジネスでは、時間をかけたとしても、ただお金が出ていくだけかもしれませんし、それで成功するかもわかりません。
当然、稼ぐことができるようになるまではタダで働くことになります。 しかもその結果、稼げないことだってあるのです。
また、お金のかけ方を間違えれば、容赦なく無くなっていきます。
私は、準社員やアルバイトの期間が長かったのですが、正社員待遇外だった私から見ても、ビジネスは‘冒険‘的な要素が多く、いわんや一般的な会社員が考えているほど甘くはないのです。
稼げるようになるためには、この考え方の違いをよくよく理解しておかなければなりません。
⭐︎リスクは自分が負う
もちろん、こういったリスクは、すべて自分が負うことを理解することが大切です。
赤字になればお金は減ります。稼げなくてもすべて自分の責任です。
労働者であれば、たとえ会社が損益を出しても、給料を下げることに抗議することができます。
また、自分が何か失敗をしたとして、上役から怒られることはあっても、その責任そのものは、会社が負ってくれます。
でも、もし自分のビジネスが失敗したら、会社に負ってもらうようなリスクも、全部自分で引き受けなければならないことになります。
例えば、株やFXなどで自分のお金を投資したとき、損益が出れば、すべて自分の損になりますね。
ビジネスでもこのようなリスクがあるので、それをすべて引き受けられなければいけません。
そしてこれができない人は、必ず、誰かの、何かのせいにするので成功しない、と言えるのです。
誰かのせいにしていてお金がもらえるのは労働者だけです。 起業したら誰かのせいにする余裕さえなくなります。結果はすべて自分が引き受けることになるからです。
もちろん、逆にこれで稼げれば、それはすべて自分に入ってきます。
こういったことからも、コーチングビジネスでも起業するなら、相応の覚悟がいることになります。
この覚悟という意味は、良いことも悪いこともそのすべてを自分で引き受ける、ということです。
これができない人は、嫌なことや分からないことが途中であった場合、すぐに諦めてしまうでしょう。
コーチングビジネスであっても、ビジネスはビジネスなのです。
ビジネスの持つ厳しい部分は変わりません。
ただコーチングは、「人のために何か良いことをした」という逃げ道があります。
これは、本来なら人の役に立ったという利他的な善行として社会的に認められることです。
しかしこれを、コーチ自らの‘利益につながらなかった言い訳‘として使ってしまうこともできてしまいます。
お金にはならなかったけれど、人の人生の向上の役に立てたとか、「コーチングはお金ではないですから」という、コーチとしてのプライドを守るための善行としてのコーチングと認めてしまう場合です。
もし、ビジネスをしていく覚悟ができないなら、会社で働いていた方がずっと楽ですし、幸せでいることができるでしょう。
安定した給料をもらいながら、ボランティアでのコーチングや無料でやるコーチングをした方が遥にいいと思うのです。
日頃、ストレスを感じる会社で働いていたとしても、実際はそちらの方が安心であれば、わざわざ起業するリスクを取る必要はありません。
しかし、稼げるプロのコーチになりたいようであれば、ビジネスをする覚悟を持つことがとても大切なのです。
⭐︎お金と時間のリスク
そして次に、ビジネスにはお金と時間のリスクが存在します。
お金と時間のリスクは、たとえ投資したとしても、それが回収できるかどうかわからないことです。
稼げていないコーチの方のほとんどは、時間のリスクばかりを取ろうとします。逆に言えば、ビジネスにお金を投資できない人が多いのです。
投資やスキルに投資することはできても、無料のブログで間に合わせていたりします。
それはつまり、月数千円の投資さえブログやメルマガにかけられない、ということです。
そのため、無料でネットの情報を集めるとか、無料のSNSで時間をかけることで稼ごうとしているのです。 でも、ビジネスはそれほど甘くはありませんので、いつまでも稼げない状態を続けてしまうわけです。
お金と時間でいえば、時間の方が大切だということはご存知かもしれません。
お金は後から回収できますが、失った時間は元には戻らないからです。
また、稼ぐことができない人は、時間を使っても稼げません。ですから、自分のやり方でお金をかけずにビジネスをしようとして、稼げないまま何年も過ぎてしまったりします。
時間をかければ稼げると思っていても、時間をかけた結果、結局稼げなかった、というリスクがあることにも気づかなければいけません。
端的に言えば、ビジネスはお金をかけてそれを大きくする行為です。
稼げないコーチが、何年も時間をかけてできないことでも、お金さえかければ、ものの1ヶ月ですべて終をわらせることができます。
お金をかけて外注したり、広告をかければいいからです。
1ヶ月10万円をかけて広告を打てば、すぐにアクセスを集めて検証することができます。その結果、売れないことがわかれば、1ヶ月で別の事を試せるのです。
1年で12個のビジネスを試して、そのうち1個でも稼げれば、それをまた投資に回すことができます。
もし、ホームページができないのであれば、わざわざ自分で一から勉強しなくても、作ってもれえばいいのです。
労働者は、なるべくお金をかけないで稼ごうとします。その結果、時間のリスクが大きくなることに気づいていません。ビジネスは、そもそも時間とお金の両方をかけなければ成功しないのです。
お金は使えば減るものと思っているので、必要なお金をかければ回収できることを理解していません。
その結果、何の成果も出せずに、結局コーチング自体を諦めてしまう人がとても多いのです。これはとても残念なことです。
今回は、コーチングビジネスのリスクについて、ということをお伝えしてきました。
いかがでしたでしょうか。
自分でビジネスをするということは、そこで起こるすべてのリスクを負うということです。
このことを理解して、覚悟を持ってやっていくことをが本当に大事なことになります。
しかし、恐れる必要もありません。
あなたは、そもそもコーチングによって人を助けたり、人の人生が輝けるものになるためのお手伝いをしたいがために、コーチになったはずですから。
そして、ビジネスにはお金と時間のリスクがあります。労働者は時間のリスクをとりがちですが、実はお金のリスクも取らなければ、本当の意味で稼げるようになならないのです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
あなたの夢の実現を心より応援いたしております。
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